独立型の二世帯住宅のすすめ

二世帯住宅を建てると、二世帯が一緒に暮らせるため、生活費などを安く済ませることができます。一方で、互いが干渉することが多くなり、ストレスが大きくなるというリスクもあります。そこで、二世帯住宅を建てるときに、玄関を別々にすることで、完全に独立した世帯を一階と二階に作る方法があります。玄関が別で、キッチン、お風呂などもそれぞれの家にある場合は、用がなければ顔を合わせる必要がありません。実際にこのような独立型の二世帯住宅を建てて住んでいる人の中には、親世帯と子世帯が、一週間以上顔を合わせずに暮らしているということも珍しくないようです。一見、ドライなように見えますが、他人同士がひとつ屋根の下で暮らす以上、このくらい独立性があったほうが、いいのかもしれません。もちろん用事があるときは連絡を取り合って、助け合うことが可能です。余計なストレスを感じずに暮らしながら、必要なときに助け合える、理想の二世帯住宅の形のひとつかもしれません。