プライバシーに配慮した二世帯住宅を建てた

長年勤めていた都内の会社を退職して、家業を継ぐ準備をすることになったので、実家の土地に二世帯住宅を建てることにしました。

最初は実家の近くに別の家を購入することも検討しましたが、住宅ローンの負担や仕事のやりやすさなどを考えて、二世帯住宅にすることを決心しました。

二世帯で一つの家に住むことになるので、まずはプライバシーをなるべく確保することに重点を置いて設計をしました。

二世帯には別々の玄関を設置して、1階を親世帯の住まいとして、2階を自分達の世帯にして、基本的な生活動線は交わらない様にしました。

内部ではドアで行き来することが出来るようにはしていますが、生活リズムも違うので風呂、トイレ、キッチンはそれぞれの世帯に取り付けることにしました。

共同で使用することが出来る部屋などを作っているので、子供たちはそこで祖父母と楽しく交流することが出来ています。

親世帯と自分たちの世帯の間には内線電話を取付ており、気軽に交信をすることが出来るようにしています。